鍼灸の経験がある方はこのような図をみたことがあると思います。
氣は全身に張り巡らされた身体の経絡を流れるといわれます。
この経絡のことを十二正経といいます。
十二正経に氣が流れていることは生きている証でもあります。
その流れる量が多ければ多いほど、人は元気に活発でいられます(生命力↑)。
逆にここに氣が流れなくなると、それは死を意味します。
ツボとは別名「経穴」と言われ、
経穴 (けいけつ) とは、中医学、漢方医学、経絡学の概念で、体内の異常に応じて体表の特定の部位に対応して現れるもので指圧、鍼、灸で刺激を与えることで体調の調整、諸症状の緩和を図るものである。 一般には「ツボ」とも呼ばれる。
(Wikipedia)
と一般的に説明されます。
ツボは全身にどれくらい存在するのでしょうか?
一説には361とも、670とも言われています。時代によってもその説は変化してきたようです。
ここでは人体にはたくさんのツボが存在する!という認識でいいと思います(笑)
大事なことは、
ツボは経絡(十二正経)上に存在し、経絡が集中しているなどポイントとなっている箇所のことのようです。
さらにはツボは、エネルギー(氣)の流入口である、ということです。
だから東洋医学ではツボを刺激することで、経絡の流れを良くしているんですね。