先日、私は娘を連れて加藤正弘先生の大阪セミナーに参加してきました。
今回の公開個人ヒーリングによってこの日は私の人生の節目とも言える日になりました。
その感動を文章に残しておきたくて、ここに書かせていただきますね。
今回の公開個人で私は「そろそろ父を本気で赦して自由になりたい」ということを先生にお願いしました。
以前書いたことがあったか分かりませんが、私は現在父と一緒に暮らしていますが、子供の頃より父に対して良い感情を抱いたことがなく、はっきり言えば「憎悪して」生きてきました。
スピリチュアルなことに関わるようになって、また娘が誕生してから、さらに父も年齢的に弱ってきたこともありその憎しみは大分薄れてきたとはいえ「反面教師として学んできたから今の自分がある」という思いもあり、最後のしこりはずっと残っていたんです。
父を完全に赦してしまうと自分は自分であるという価値観も否定してしまうことになる、という「思い込み」があったのです。
ただ、その赦すことができない部分が自分の行動・感情を制限していることにも気づいていたんですね。
大げさではなく、「ここをクリアすることが今世自分が産まれた目的だ」みたいに思っていました。それぐらいの大きな「足かせ」が常についているイメージです。
で、何故このタイミングかは分かりませんでしたが、この1月24日、大阪セミナーでこれを先生にお願いしようと思ったんです。
もう一つ説明しておくと、私が大阪セミナーに参加したのは昨年に続いて2回目になります。
奈良に母方の実家があり、母親や祖父母に娘を会わせる目的も兼ねて参加しています。
それで実際に公開個人を先生にお願いした時の様子がコチラです。
http://www.kikoucircle.info/katooosaka150124_kojin.mp3
ヒーリングでは私が父方の7代前までの家系を赦し、加藤先生が14代前までの家系を癒してくださいました。
しかし最後に意外な一言「最後に母を赦してください」。
「???」
と思いましたが、ヒーリング後の加藤先生の説明を聞いて愕然としました。
要するに
私は「母の目線で父をみていた」のです。
母が父に対して思っている感情(憎しみ)を私が転写して自分の感情だと思っていたんですね。
物心ついた頃から両親は喧嘩ばかりしていて家中怒声の響く声や茶碗の飛び交う音は今でもリアルに覚えています。母は父から暴力も振るわれていました(その原因を今考えると一方的に父が悪い訳ではないと思います。ただ母の弱さを許せないという父の弱さがありました)。それに私は母っこでした。その他詳しくは省きますが思い当たることは大いにありました。
ヒーリングが終わり
「はあ~」
とその日は母親や祖父母と談笑して過ごしたのですが、その翌日、起床するなり母から一つ小さ目の手提げ袋を受取ました。
見ると袋は糸で縫いつけてあって中を見ることができません。
「なにこれ?」
と聞くと「いいからもっていきなさい」と。
それでも私が不審がるので(笑)母が話しました。
それは私が母に昨年送っていた手紙と数万円のお金でした。
昨年、私が大阪セミナーに参加しようとした時、母も連れていこうと誘っていたんです。
これまで精神病も患い決して良い人生とは言えなかった母にも加藤先生のセミナーを受けてもらえば、私のように人生が好転し今後楽にいきられるだろう、との思いから手紙と一緒にセミナーの参加費プラスαを送っていたんですね。
ただ、参加するといってた母がセミナー前日になり「やっぱり止める」と言いだし、結局ドタキャンという形で参加はしなかったんです。
その様子から私は今回のセミナーも無理だろうと、私と娘がセミナーに参加することは伝えましたが母も一緒に、とは言いませんでした。
ところが母はその手紙とお金をちゃんととっていたんですね。しかも、恐らく浪費癖のある自分が間違って使わないよう配慮したのでしょうか。袋の入り口を糸で縫いつけて開かないようにしていました。
それをそのままヒーリングの翌早朝に僕に返してきたんです。
あっけにとられると同時にビックリしました。
「いや、これは母さんにあげたものだから」
といっても引きません。
仕方なく受け取ったんですが、この意味するところは恐らく
なのだろうと思いました。
(もちろん母には昨日のヒーリングのことは話していません)
今、思い返してもウルウルきてしまいます(笑)
思えば、前回の大阪セミナーではお土産を空港に忘れたり移動がうまくいかず帰りの飛行機に乗り遅れ帰れなかったりと、その他にもスッタモンダあり、「これはまだ大阪に何かある、ということだな。次もこなければ。」と思ったのですが、こういうことだったのかと気づきました。
そうして札幌に戻ってきてからの私ですが、以前と比べて明らかに違うのは肉体的な疲労度が圧倒的に少なくなっているんです。
以前は睡眠時間7~8時間に昼寝をして丁度良かったぐらいなのですが、今は6時間に昼寝なしで大丈夫です。
(以前はBSセラピーをして脳幹が活性すると眠気が出ることが多かったのですが、今は逆にすっきりとすることが多くなりました。)
多分、セミナー翌日のワークもテーマが「エネルギーをチャージして元気になる」という内容だったこともあると思うのですが、私はむしろ、思い込みの制限が外れて常にあった肉体的緊張が解消されたためだと思っています。
人って無意識にある苦しみが知らず知らずに肉体にも影響を与えているんですね。
それを解放してあげるとより本来の自然な自分に近づいていくのだと思います。
今回も加藤先生に感謝!の大阪セミナーでした。