札幌気功サークル
願望実現と「マズローの欲求段階説」
「マズローの欲求段階説」というのがあります。
アマリカの心理学者であるアブラハム・マズローは人間の基本的欲求は５段階に分けられると説明しました。
これはピラミッド構造に例えられ、下層の欲求を満たすと次の上層の欲求へ向かうというものです。
- 生存の欲求
- 安全の欲求
- 社会的欲求
- 自我の欲求
- 自己実現の欲求
この「マズローの欲求段階説」についてすごく大雑把な言い方をすると、
肉体的な欲求（生存欲求）が満たされてから精神的な欲求が満たされる、ということになります。
この考え方は気功にピッタリとあてはまります。
まず肉体（精神）が不調な人がいたとします。
その人が良い気（プラスのエネルギー）に満たされると、まず肉体と精神に潜んでいたマイナスエネルギーがプラスと中和され、本来の健康を取り戻します。
さらにプラスのエネルギーで満たしていくと、今度は健康を通り越して元気になります。
さらにさらにプラスのエネルギーで満たしていくと、今度は潜在能力が開発されていきます。潜在意識が活発になりシンクロニシティが起こるようになります。自覚がない場合は、最近運が良くなった、と感じるでしょう。
そこに至ってもさらにプラスのエネルギーで満たしていくと、さらにシンクロニシティが増え、願望実現につながります。
ここで重要なことは、この法則は潜在意識下において忠実に働いている、ということです。
だから、不健康な人が願望実現をしようとしてもうまくいかない場合が多いのです。
そういった人のために祈祷師など神仏の力を借りる方法があると思うのですが、この場合も神仏のエネルギーはまず肉体・心の不調を治すために使われることが多いのだろうと思います。
また、心が不健康だと、自分本来の欲求というものが見えにくくなります。
自我の優越感を満たすという欲求は、本来の自分の欲求ではありません。
だから、その願い事は叶わないことが多いのです。
だから、まずは体と心を健康にすることから始めましょう。
体と心の健康が実現すれば、次の段階に進みます。
適度に力が抜け、焦りもなくなり、自然に運も良くなります。
そして全てが良い方向に進むようになります。
たとえ経済的な問題だったとしても、この順番は鉄則なのです。
月収１００万円の人が月収１５万円の人より幸せかというと、そんなことはありません。
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